自分にとって何が価値観で、何が執着であるのか、深く考えたことがありますか?価値観とは、私たちの行動や判断の基準となるものです。これには、信頼、愛情、自由、成功などが含まれます。一方で、執着とは特定の物事や感情に対する強いこだわりや依存心のことです。この記事では、価値観と執着を見極め、本当に必要なものを見出し、大切に持ち続ける方法について紹介します。

ワークの内容
まず初めに、次の4つを書き出します。
- 目に見えない大切なもの
- 目に見える大切なもの
- 目に見えない大切ではないもの
- 目に見え大切ではないもの

その後、その書いたものを全て一つずつ「○○を捨てた」と口に出してみます。全てを一つずつ「○○を捨てる」と言葉にすることで、感情が強く揺さぶられるもの、そうでないものなど、様々な感情が湧き出てきます。その感情に気づき、考えてみることは、自分の心の奥底の価値観や執着、囚われについて知るきっかけとなります。
新たな気付き
- 目に見えない大切なものを捨てるのは非常に難しいですが、その価値観に縛られていることもあるかもしれません。そうありたい、そうなければならないという価値観から、時に一歩外に踏み出すことで、新たな世界が見えることがあります。
- 目に見える大切なものを捨てることも容易ではありませんが、一方でそこに執着しているかもしれません。それらを捨てることで、本当に大切なものに気付くことができるかもしれません。
- 目に見えない大切ではないものを捨てるのは容易かもしれませんが、一方で、そう考えているものにも役割があるかもしれません。怒りは原動力になり、恐れには慎重で丁寧な思考が宿り、哀しみは心から愛していたという気持ちの表れかもしれません。
- 目に見える大切ではないものを捨てることにためらいは少ないかもしれませんが、捨てられていないということは、何かそこに理由があり、自分の深層心理に気付くきっかけになるかもしれません。
全てを捨てると言い続けていると、だんだんと俯瞰した状態になり、小さなことに囚われている自分の小ささに気づいていきます。また、「○○を捨てる」を「○○を無くす」、「○○を手放す」、「○○を与える」と言い換えることで、言葉にした時に得られる感情が大きく変化します。
まとめ
本当に必要なものを見い出し、感謝し、大切に持ち続けること。そして、必要ではないものを見極め、同じく感謝し、手放すこと。このワークは、そのようなことを考えるきっかけとなりました。人の価値は、その人が得たものではなく、その人が与えたもので決まります。また、その人の評価は、他者がどのようにその人を評しているかではなく、その人が他者をどのように評したかで決まります。
内村鑑三は、「後世への最大遺物」の中で、何人にも遺し得る最大遺物、それは高尚なる生涯である、と述べています。また、後藤新平は「金を残すは下、仕事を残すは中、人を残すものが上」と述べています。人の命は有限ですが、人を育て、残すことで、その人は永遠の存在に近づくことができるかもしれません。
結局のところ、私たちが最後まで持ち続けたいものは、無形で永遠のものなのかもしれません。例えば、愛情や感謝の気持ち。心の中に刻まれた思い出や、他者との深いつながり。生きる意味を見つけた瞬間や、困難を乗り越えた強さも、自分の一部として大切に残しておきたいものかもしれません。人生の最終段階で、その人が持ち続ける価値は、それまでに培った人間関係や、自分自身との和解、そして平和な心なのかもしれません。人それぞれです。
あなたは、何を大切に残しておきたいでしょうか?
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